資格商法二次被害と闘った記録
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Vol.1 資料が送られてくる
「ご自宅に資料をお送りしてもよろしいですか？」
この１本の電話から始まった資格商法の悪夢は、
わたしから十数万（←値段を書くと業者が特定されてしまうので・・・）を搾取しました。
とある休日、自宅の電話が鳴りました。
たまたま在宅していたわたしは電話に出ました。
比較的若い女性の声で、
「資格に関する資料をお送りしていますので、
ご自宅に資料をお送りしてもよろしいですか？」
とのことでした。
もし現在、同じような電話がかかってきたら１００パーセント断っています。
しかし、当時の自分は“悪質商法”やら“資格商法”やら
などという言葉を知らないただの若造・・・。
即答で
「じゃあ送って下さい」
と快諾してしまいました。
この時から数年間にわたって、
資格商法のコワさを思い知らされることになりました。
悪徳業者の次の一手は？
そして数日後、資料が自宅に送られてきました。
届いた資料には、「エネルギー管理士」やら何やら少々難しいことが書かれていました。
要するに、電気主任技術者資格の講習会への参加を促す資料でした。
講座の受講費は十数万円。
合格すると支払った受講料のいくらかは返金してくれるらしい。
また、「当講義に、ご参加できない場合は、締切日までにご連絡下さい。」
との奇妙な記述もありました。
ちなみに、この時悪徳業者から送られてきた資料は、
数年経った今でもしっかり保管してあります。
そのまま放置していると、数週間後、再び自宅に電話がかかってきました。
電話に出ると、資料を送って来た業者からの電話でした。
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