資格商法二次被害と闘った記録
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Vol.5 ネットを駆使して資格商法の二次勧誘と闘う
最初の被害から数年経ったある日の仕事中、
携帯に自宅の母親から電話がありました。
仕事中には滅多に電話をかけてこない母が電話をかけてくるとは
よっぽどのことに違いないと思いました。
用件を聞くと、
「○○のBさんて知ってる?」
とのこと。
どうやらその人から自宅に電話があったらしい。
しかし、業者名も担当者名も全然記憶にありませんでした。
変な胸騒ぎがしました。
数日後、今度は会社に電話がかかってきたようで、
電話に出た人から相手の電話番号を聞きました。
このたびはすでに
「ネットで見た資格商法二次勧誘ではないか?」
とふんでいました。
こちらから業者に電話(もちろん番号非通知で)すると、担当のBが出ました。
「以前に○○(←初めに引っかかった業者)の講習を受けられましたが、
資格を取得しておられませんよね?
最終の講習を受けて頂いて、講座を修了して頂きたい。」
とのことでした。
ちなみにこの最終の講習の受講料は、最初の受講料ののほぼ倍の値段。
「前の会社とは同じ会社なんですか?」
と尋ねると、
「部署が違う」
とのこと。
資格商法にありがちなコメントでした。
答えは保留にし、とりあえず電話を切りました。
今回は負けないぞ!!
資格商法と闘う上で前回と違うのは、ネットが使えること。
自宅に帰り、事の次第を詳細に書き綴り、対処法をあおぎたい旨を、
関東経済産業局にメールしました。
今回は絶対に勝ちたいと思いました。
数日後、仕事中に携帯が鳴りました。
関東経済産業局の方からでした。
かなり詳細にメールを書いたので、
担当の方のアドバイスも簡潔明瞭でした。
基本的に資格商法の二次勧誘なので相手にしないこと、
また、しつこい勧誘は特定商取引法に抵触することを教えて下さいました。
教えて頂くだけでなく、自分でも調べましたよ!
「二次勧誘」でキーワード検索すると、たくさんの事例が出てきました。
ここでいくつかのパターンを頭の中でシミュレーションしました。
悪徳業者の中には、
「退会するためにお金が必要だ」
と述べて金銭を請求する業者もいることがわかりました。
そうこうしているうちに、資格商法二次勧誘の業者から再び電話がありました。
「退会手続に入ってもいいですか?」
“きたっ!”と思いました。
続きは、 vol.6 完全勝利! へ